【すぐにわかる電気工事士】STEP1「電気工事士って何?」
電気工事士は、安全に電気を使えるように設備工事や設備管理をする人のこと
電気工事をするには、作業によって資格が必要です。
電気工事士の資格は国家資格のなので、国が指定する機関が実施する試験を受ける必要があります。
1.電気工事士の仕事
電気工事士の資格の中で最も有名なのが、「第一種電気工事士」と「第二種電気工事士」の2つです。
資格によってできる仕事の範囲が異なるのですが、例えば二種を持っていると「一般用電気工作物の電気工事の作業」ができます。
これは簡単に説明すると、「住宅やコンビニなどの小規模のお店の電気工事ができるようになりますよ」ということです。
電気工事士は資格を取得し、免状を交付されていないと実務工事は出来ません。
電気工事士の仕事は大きく分けると、二つ
建築電気工事と鉄道電気工事があります
電気工事は種類が多く、その種類を大きく分けると「建築電気工事」と「鉄道電気工事」の二つに分けることができます。
- 「建築電気工事」→エアコンの取り付けや新築戸建ての配線工事・ビルの設備工事など
- 「鉄道電気工事」→鉄道に関する線路工事や駅構内の電気設備の工事
資格の種類によってできる仕事の範囲が異なるため、、電気工事士としてどんな仕事に関わっていきたいのか?ということを考えて必要な資格を選ぶと勉強がしやすくなります。
2.資格の種類とちがい
一種と二種は、「工事できる範囲」が大きく違う
先にも書きましたが、電気工事士の資格で最も有名な資格が「第一種電気工事士」と「第二種電気工事士」です。
この2つの資格は「電気工事ができる範囲」が異なります。
第一種電気工事士の資格は実務経験も必要になるため、二種と比べると資格試験の難易度も高くなります。
できる工事の範囲はどうちがう?
第二種は「一般用電気工作物」といって小規模の店舗や住宅などの電気工事をすることができます。
第一種では二種の工事範囲プラス、ビルや工場など大きな施設の工事ができるようになります。
- 関連記事:【電気工事士】第一種と第二種の資格の違い
資格試験の難易度
資格試験の合格率は一種が31.0%、二種が38.4%
(平成18~26年の全体平均合格率)
第一種電気工事士は工事できる範囲が広い分、第二種電気工事士よりも試験内容も難しくその難易度も高くなっています。
二種は電気工事の基礎を学ぶための資格でもあるので、はじめて資格を取る場合まず第二種電気工事士の資格試験にチャレンジしましょう。
3.電気工事士になったら仕事環境や給料などはどうなる?
最も多いのは年収300~400万円
独立後は年収700万円以上も
給料/年収はいくらか
当サイトの調査の結果、電気工事士の人の年収は300~400万円の層が最も多いことがわかりました。
「仕事の内容の割には給料が安い」と聞くこともある電気工事士ですが、実際は入社した会社がどんな電気工事の仕事を請け負っているかにより給料に大きな差があります。
- 詳しくはこちら→【電気工事士の給料】100人の電気工事士の年収から平均を調査
仕事環境
建設業種の中でも電気工事士は仕事環境が他の建設業者に準じて工事を進めていかなければならないと言われるため、過酷な労働時間であったり、重労働が多いと言われています。
当サイトの調査によると、労働時間は多くの会社が始業時間が午前8時~9時、終業時間は17時~18時と定められています。
残業時間はその会社が何の工事を請け負っているかにより異なり、現場工事を請け負う会社が最も残業時間が多いことがわかっています(エアコン工事請負の会社は残業時間が少ない)。
- 仕事環境についてもっと詳しく→【電気工事士の仕事環境】労働時間や平均年齢(男女別)
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